債務整理取扱説明書

債務整理は自己破産だけじゃない!デメリットが少ない方法も

債務整理の中で最も知名度が高いのは自己破産かもしれません。

しかし、自己破産にはとにかく悪いイメージがつきまといがちです。

財産がなくなる、仕事に支障が出るなど、デメリットが多いように思えますよね。

ここでは、債務整理は自己破産だけではなく、もっとデメリットが少ない方法もあるということをお伝えしていきます。

任意整理は自己破産よりずっとデメリットが少ない債務整理

債務整理の中で最も利用者数が多いのは、任意整理という方法です。

任意整理とは、弁護士や司法書士を代理人としてお金を借りた会社と交渉し、利息や遅延損害金を全額カットしてもらったり、返済期間を60回払い程度の長期に延長してもらったりできる債務整理です。

任意整理のメリットとしては、弁護士などに依頼した後はほとんど何もしなくていいということ、家や車などの財産を失わずに済むこと、保証人に迷惑をかけないように手続きできることなどがあります。

一方、任意整理のデメリットとしては、約5年間「信用情報機関」という機関に任意整理の情報が登録されて、クレジットカードやローンが利用できない、スマホ購入時などの分割払いができない、借金の保証人になれない、信販系と呼ばれる家賃保証会社が利用できないといった制限を受けることがあげられます。

個人再生は自己破産と違ってローン完済前の家を残せる債務整理

個人再生とは、裁判所に申し立てて借金の元本を5分の1程度に減額してもらい、3~5年で返済していく形の債務整理です。

個人再生のメリットとしては、元本が大幅に減額されることに加えて、「住宅ローン特則」という制度を使えばローン完済前の家を残して借金を減らせることがあげられます。

逆に、個人再生のデメリットとしては、保証人付きの借金があると保証人に請求がいってしまうこと、持っている財産をお金に替えた場合の価格よりも借金を減らすことはできないこと、任意整理と同じように信用情報機関に登録されて約5~10年間制限を受けることなどがあります。

まとめ

自己破産よりデメリットが少ない債務整理としては、まず任意整理があげられます。

任意整理では利息・遅延損害金の全額カットや返済期間の延長(60回払い程度)が実現できますが、デメリットは約5年間クレジットカードやローン、分割払いなどが利用できなくなることのみです。

また、個人再生という債務整理もあり、こちらは元本を5分の1程度に減額してもらって3~5年で返済するという形になります。

個人再生ではローン完済前の家を残せるというメリットがありますが、保証人に迷惑がかかるなどのデメリットもあります。