債務整理取扱説明書

債務整理で使う委任状って何?書式はどうすればいい?

債務整理は合法的に借金を減らせる手続きですが、債務整理を行うためには委任状というものが必要となります。

これまで委任状を使ったことがない人にとってはあまりなじみがないものかもしれませんが、委任状とは自分の代わりに何かをする権限を他の人に与えるための書類です。

ここでは、債務整理で使う委任状の書式や、債務整理に委任状が必要な理由について説明していきます。

債務整理に必要な委任状の書式とは?

債務整理で使う委任状には決まった書式があるわけではありませんが、通常は以下のような項目を記載します。

・本人の名前、住所、印鑑
・弁護士や司法書士の名前、弁護士会・司法書士会の名称
・任意整理の相手方または管轄の裁判所の名称
・委任する行為の範囲

しかし、債務整理を依頼する本人が委任状を自分で一から作る必要はありません。

委任状の書式は弁護士事務所や司法書士事務所が用意していて、弁護士・司法書士の名前や弁護士会・司法書士会の名称、任意整理の相手方や管轄の裁判所の名称、委任する行為の範囲といった項目はあらかじめ記載してくれるからです。

つまり、あなたは用意された書式に自分の住所氏名を記入し、捺印すればOKということです。

そもそも債務整理に委任状が必要なのはなぜ?

債務整理はあなたのお金に関わる重要な手続きですので、いくら弁護士や司法書士といえどもあなたの許可なく債務整理を行うことはできません。

委任状は、弁護士や司法書士があなたの代わりに債務整理を行うための正式な許可を与える役割を持っています。

委任状によって権限を得ることではじめて弁護士や司法書士があなたの代理人として債務整理を行うことが可能になるというわけです。

こうした手続きは少し煩雑に思われるかもしれませんが、委任状があるおかげで、他人に勝手に債務整理をされるという事態を防ぐことができるのです。

まとめ

委任状には決められた書式というものはありませんが、記載すべき項目としては、あなたの住所氏名や捺印、弁護士・司法書士の氏名や弁護士会・司法書士会の名称、相手方や裁判所の名称、委任する行為の範囲といったものがあります。

しかし、委任状の書式は弁護士事務所や司法書士事務所が用意してくれるので、あなたは住所氏名を記入して捺印するだけでOKです。

委任状はあなたの代わりに債務整理を行うことを許可する重要な書類で、委任状がなければ弁護士や司法書士であっても債務整理を行うことはできません。